カテゴリ:看護のまめ知識



「お腹の音を確認させてください。」 お腹の音、すなわち腸蠕動音ですね。 今回はこちらにスポットを当ててみましょう。 腸蠕動音とは、腸管の中をガスや液状物質が動くとき、偶発的に発生する音。 ぐぐ~・・・ぐるぐるぐる・・・ぽこ!ぽこ!! 呼吸音や心音のように、リズミカルに聞こえる音ではなく、長さも音質もまちまちです。...

今回は、『わからない』について考えてみましょう。 たとえば、新人スタッフさんが 訪問先で『どうしたらいいのか、わからない・・・』と戸惑っていたとします。 この『わからない』には何があると思いますか? 1.何も頭に浮かばない  看護学生さんがはじめて実習にでたときなど  緊張で頭が真っ白で、こんな感じになりますよね。...
今回は、呼吸について考えてみましょう。 皆さん、「呼吸は正常だった」と言いきるためにはどうしますか? 呼吸音の聴診、そうですね。 でも、正常と言いきるためには実はこんな確認も必要なのです。 正常とは、 想定され得る異常がいずれも確認されないこと ということは、 ①異常呼吸音の存在が確認されなかった それだけではなく、...
今回の山内先生語録は、「クッシング現象?!」です☆では、どうぞ(^^)/ 自動血圧計のマンシェットを上腕に巻き、逆の手指にパルスオキシメーターをセット、 スタートボタン、ポン! はい、血圧と血中酸素濃度と脈拍も測定できました。 って、これでいいですか? そうです。脈拍を測定するのに脈を触知していませんね。...
今回の山内先生語録は、「アセスメントとは?」です☆ (大切なところなので、しつこくお伝えしていきます。) ☆訪問看護ステーション側とすると、 「うちにはこんなに優秀なスタッフがいるのですよ♪」 「こんなに資格をもったスタッフがいるのですよ♪」と 強みをアピールしたくなりますが、カスタマー(お客様・主治医・ケアマネさんなど)は、...
前回は、音叉で 「難聴の原因を確認しよう♪」のお話をしました。 今回は同じ音叉を使っての第2弾!  「糖尿病の末梢神経障害の有無や程度を確認しよう♪」です(*^。^*) 糖尿病から末梢神経障害を併発、これは何とか避けたいです。 でも、「このままの生活では大変だ!生活習慣から見直しをしないと」 と、こちらが必死にアプローチを続けても、...
皆さんのステーションには、『音叉(医療用)』って、 ありますか? 実は、この音叉、「耳が聞こえにくくて」という方に対して 「何故に聞こえにくいのか??」を確認することができる優れもの! すごい!!! では、本題の前に少しだけおさらいをしましょう。

看護記録を読んでいると、不思議な表現を見かけることがあります。 「著変なし 」 え?皆さんも使ったことがありますか? これってどういう意味ですか?(笑) 言葉のままであれば、 <著しい変化はなかった>ということですが、 その変化とは、いつのどんな状態と比べているのですか? 比較の言葉を使うときには、必ず...
今回の山内先生語録は、初心に戻って「アセスメントとは?」です☆ 「アセスメント」を正確な言葉で表現をすると 「フィジカルアセスメント」となります。 フィジカル = 身体的な アセスメント = 情報を ・意図的に ・収集して ・判断して ・共有する ここまでできて、はじめてプロの「フィジカルアセスメント」☆...