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本物の看護がしたいセミナー第10弾 アンケート結果

7/19(水)「本物の看護がしたい!セミナー」第10弾

「雑誌「明日の友」編集者」×「訪問看護師」 美味しいを学ぶセミナー 終了いたしました。

今回も大勢の方にご参加いただき、ありがとうございました。

 

講師:一般社団法人ミューチュアルアンドアソシエイツ

         訪問看護ステーション ミューチュアルナーシング
   松尾 陽子様

          看護師・管理者 

         婦人之友社

   小林 恵子様

   「明日の友(あすのとも・中高年向け生活雑誌)」編集者          

 

【アンケートよりいただいたご質問に 、松尾様、小林様よりコメントをいただきました】

 

Q.ダイエットを希望する利用者さんにアドバイスしているが全然痩せない。そして自分も全然痩せない。
良いアドバイスの方法を知りたいです。

 

A.松尾様より

食事でダイエットをしたことはないのですが、過去に胆石の発作を起こし、一ヶ月後の手術までの間発作が怖くて、

脂質をできるだけ抜きました 挽肉を一度ゆでこぼししたり、マヨネーズをポン酢にしたり、揚げ物の衣を避けたり、

洋菓子ではなく和菓子にしたり。 当然糖質は増えたはずなのですが、結局4kgやせました。

脂質を抑えた結果かなと思っていましたが、同時に塩分も抑えられていたように思います。

後、水分も意識して摂りました(胆石発作怖すぎ)。

これが全部ダイエットにつながっていたことに後から気づきました。

ダイエット方法というより、健康的な食事方法でしょうか。

まずはその方の食の傾向を知ってからですが、

脂質と塩分はほぼ全ての現代人が摂りすぎているのではと思うので、当てはまるかもしれません。

 

A.小林様より

これは、ただ「健康的にやせること」を目標にするから難しいのかも。

例えば 健康的にやせることの向こうにある幸せを目標にする、 例えば孫とどこかにお出かけできるとか、

どこかに旅行に行けるとか、恋が始まるとか、そういうわかりやすい 目標があればいいのかもしれません。

あと、やせた姿を見て誰かがきれいといってくれることって すごく大事だと思うので、

全然やせてなくても褒めちぎるといいかも。 目がかわいいとか、爪がきれいだとかなんでもいいのです。

 

Q.脳梗塞後遺症の高次機能障害で摂食障害があるお客さんがいます。

咀嚼嚥下機能自体は問題ないのですが、意欲低下があり摂食困難です。
ご家族は少しでも食べさせたいと希望されています。
今後少しずつ嚥下訓練(食事の訓練)を始める予定ですが、どのように進めたら良いのか手探り状態です。

 

A.松尾様より

ありきたりの返答しかできないのですが・・・

認知症の同症状の方には過去の記憶をできるだけ掘り下げて、楽しい記憶や好物を探り当てるなど、

その人自身が忘れていた記憶を掘り起こす作業を一緒にやります。なにかを与えるというより、一緒に探すというスタンスです。

旅行先の思い出や、子どもの好きな料理を作った話、香りを連想する話はよくします。

本人が口にしてみようと思えるかどうかなので、会話が成立するのなら本人に聞くのが一番かなと。

○○と明確な答えは出せませんが、イメージが浮かんでくることが良いのかもしれません。

 

A.小林様より

これも専門外なのですが、食べる意欲、ということであれば、

「子供の時に好きだった食べ物の話」

「想い出のおいしいものは?」

「お母さんがつくってくれたおいしいおかずはどんなの?」 みたいに聞くと、

たいていおいしいものの記憶って 楽しいこととセットになっているから、ちょっとやる気になるみたいですよ。

 

Q.LDLコレステロール値が高値なので食事はどのような工夫をしたらよいのかお聞かせください。

 

A.松尾様より

細かい栄養指導はできませんが、私自身は油の取り方に気をつけています。

マーガリンやショートニングの入っているものはできるだけ避けています(菓子パン、市販のクッキー、ビスケットなど)。

調理は米油、オリーブオイル、胡麻油で、サラダ油は使いません。

中々自分で食べるものは選べるようで選べないので、避けられるものを避けるのも方法だと思います。

 

A.小林様より

自分で感じているのは、やはり運動と水分摂取かなと思います・・・・。

運動は、駅余分に歩くとか、ラジオ体操をするとか、なんでもいいのですが。

ヨガの言葉に「流れる水は腐らない」、みたいなものがあって、血も水の一種だと思うので、

水分をとって、血液の循環を良くするのって体のためにすごくいいのではないかと・・・・。

 

Q.老人が楽しんで食べられるメニューを知りたい

 

A.松尾様より

メニューは好みがあるので、少ない量を小鉢で出すなど見せ方の工夫があると良いと思います。

そのほか、彩りが良い、香りが良い、飲み込みやすいもの(唾液をうばわれないもの)、季節感のあるものは定番でしょうか。

高齢者の好きなものランキング一位は「お寿司」とのこと。

味はもちろんですが、一口大、色がきれい、香りと3拍子そろっているなーと思いました。

過去の経験では意外にバイキングは不評でした。

何を選んでいいか分からない、こぼしそう、面倒くさいが理由とのこと。

年齢や好みで意見が分かれるところだとは思いますが、なるほどと思いました。

おしゃべりしながらゆっくり食べられる、というのが究極に楽しい食事なのかもしれないです。

 

A.小林様より

シチュエーションによるとも思うのですが、

大家族の中で嚥下障害の方が 疎外感なく一緒に食べるには?とかだったら、

4世代同居の料理家、堀江ひろ子先生のお宅の食卓などにヒントがあるかも。

(NHKのの今日の料理にも出ていらっしゃいます。)

あとは、その方のお国の郷土料理は鉄板で喜ばれます。  

 

<アンケート結果詳細>

Q. セミナーの満足度をお聞かせください。(満点:星5つ)

  満足度 87.8%

  8(☆5つ) 9(☆4つ) 1(☆3つ) 0(☆2つ) 0(☆1つ)

 

Q. 「食」に関してお困りごとはありますか?

 ある(訪問看護の仕事で)  7 (36.8%)

 ある(施設の仕事で)          0 (0.0%)

 ある(プライベートで)     7 (36.8%)

 ない              5 (26.3%)