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山内先生語録

今回の「山内先生語録」は、

セミナーのなかで発言された『胸にグッときたフレーズ』を集めてきました。

 

「個人のスタンドプレイでは、できなくなったときにその梯子を外すことになる」  

 「私が頑張れば喜ばれるから」その場の思い付きで行うスタンドプレイでは、

そのスタッフさんが訪問できなくなったときに、そのケアを継続することができず

 結果として無責任な対応となってしまいます。

 ひとりの頑張りではなく、チームで継続的にできる仕組みを作ること、

これが 訪問看護ではとても重要なのです。      

          

「私たちは、親からもらった周りを知る仕組みを持っている」      

 数値で判断するだけではなく、親からもらった周りを知る仕組み=五感を

 フルに活用することで、様々な情報を得ることができるのです。

          

「生活をみるのではなく、生活もみる」  

 訪問看護は命だけをみるものではない。また生活だけをみるわけでもない。

医療職である看護のプロとして『急変を見極める力』も『生活をみる力』も必要。

 また、急変を見極めるためには『通常のモニタリング』が極めて大切だということも決して忘れてはならない。