症状・疾患を読み解く

「心不全を見抜こう!」その4は、右心不全の見抜き方の続きです。 前回は『肝臓の幅』で「右心房」の手前のうっ血で確認をしましたね。 今回は・・・『中心静脈圧を確認しよう!! 』です。 人の脳の重さは、約1.5Kg。 体重60Kgだとすると、全身の約2.5%を占めることになります。...
さて、「心不全を見抜こう!」その3は右心不全についてみていきましょう。 右心系の働きは、全身から戻ってきた血液を肺に送り届けること。 とても重要な仕事をしているのですが 全身に血液を送り届けるという派手な仕事をしている左心系と比較をすると、 サイズも小ぶりで、(心筋の厚さは右心系の1/3)やや背面に位置しているので...
「心不全を見抜こう!」その2
今回は『心不全』の続きです。(「なんのこと?」という方は8月号も併せてご覧ください) 前回は「聴診器があれば訪問先でも(心不全の徴候を)確認をすることができるのです。」という思わせぶりなところで終わっていましたが、その方法は実に簡単! それは『スクラッチテスト』です☆ 「水っぽいものは音をよく響かせる」という原理を...

お久しぶりの「山内先生語録」! 今回は在宅でよく出会う『心不全』の見抜き方のおさらいです。 (長いので、数回に分けて書きますね。) 『心不全』とは、心臓がうまく働いていないよということですが、 心臓は血液を送り出すポンプで、4つの部屋に分かれていましたね。 ・左心室:全身に血液を「それいけ!!!」と押し出す大型ポンプ室...
限られた訪問時間の中で、素早く的確に症状の把握をしたい。 そんな時に役に立つ7つのポイントを整理しましょう。 ・発症の様子:急なのか、いつの間になのか  (「昨日の昼頃」などスタートの日時が自覚できているものは、急なこと) ・進行具合:一過性?持続性?繰り返す? ・症状:さらに具体的に聞き出す ・程度:10段階で表現すると、など...
「呼吸」のアセスメントフローチャートQ8でこんな設問があります。 「適切な場所で本来の呼吸音の聴取あり」 これは、「気管支呼吸音化」や「無気肺」の有無を確認するための設問です。 ちょっと寄り道:『気管支呼吸音化』 通常は、肺胞音(かすかな音しか聴こえない)が聴こえる肺野の下の方で、...
お待たせいたしました! 久しぶりの山内先生語録です。 今回は、かなり怖いケースを考えていきましょう。 意識レベルがストンと落ちた! 「こんな時に限ってペンライトがない!!瞳孔が確認できない!どうしよう(@_@;)」 大丈夫、 落ち着いて瞼を開けて左右差がないか確認しましょう。 「え?ペンライトがないのに?」 大丈夫、大丈夫、...
「看護のアイちゃん」のアセスメントフローチャートは、全体で15種類ありますが、 なぜ『循環』のアセスメントの冒頭に「呼吸は苦しくないですか?」という設問があるか、ご存じですか? 今回はそんなことを考えてみましょう。 私たちは、 見た目が変わらないようでも、今の私を作っている体の中身は昨日の私と同じではありません。...
今回は、脱水に関して整理をしていきましょう。 人体の60パーセントは水からできています。 この水を、絶えず出入りをしている池のようなものだと考えてください。 出たり(尿・汗など)入ったり(飲水・食事など)する これを水分出納とよんでいますが、 もちろん、いつもぴったり同じ水量になるものではありません。...
「腹水かなぁ・・・。脂肪かなぁ・・・。」 どちらか悩ましいときの、確認方法をご紹介☆ 腹水とは、何らかの原因により腹腔に水分がたくさん蓄積した状態を指し、 一般的には打診による評価(濁音界の移動)が多く用いられますが 音の性質の違いを聞き取ることは少し難しい・・・ そんな方には触診による評価(体液波動)がわかりやすいですよ。...

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